屋内のキッズスペース。そこそこ混雑しており子ども達やパパママの声もそこそこ聞こえる。そんな中SONY FX30で動画を撮影したところ自分の喋る声が全く聞こえない!これではイカン……と思い購入を決めたのがこのワイヤレスマイク『HOLLYLAND LARK 150』です。
FX30マイク事情
今のところFX30には外部マイクなどを付けていません。というのも、ちょっとした撮影であれば内蔵マイクで充分…。外での風切り音が気になる場合はウィンドマフ的なオプション(SmallRigのZ30用ウィンドマフ)を付ければ良い……というレビューが目立ったからです。
しかし、上記でも紹介したように、それなりにうるさい場所だと自分の声が全く録音出来ないことがわかりました。おそらくカメラに顔を近づければ録音可能だと思うのですが、VLog的に自撮りしながら喋ろうとするともう無理です。何を言ってるか全くわからない。今後もこういった機会はありそうだ…と思い、対策を練ることにしました。
神マイクを買ってみる?
FX30用のマイクとして「ECM-B1M」という製品があります。こちらは「神マイク」とも呼ばれることのある性能の良いマイクで、各所で絶賛されています。
前も後ろも全体も切り替えて録音出来る!というのはとても魅力的なのですが、周りがうるさすぎる場合、果たしてどれくらい狙って音声を捉えることができるのか?未知数です。非常に興味はあったのですが、今回は購入を見送ることにしました。
ワイヤレスマイク選び
そんなわけで「やはりワイヤレスマイクだろう!」と思い、良さそうな物を調べはじめました。最終的な購入候補に残ったのは三つ。HOLLYLANDのLARK M1。RODE Wireless GO II。HOLLYLAND LARK 150です。
HOLLYLAND LARK M1
LARK M1は、安価ではあるけど評価が高いワイヤレスマイクです。正直これでも良いかな、と思ったのですが、結局購入を見送りました。理由は「ラベリアマイクが付けられないから」。『ラベリアマイク』というのはいわゆるピンマイクのことで、送信機に付けて使います。ところがこのLARK M1にはそのラベリアマイクを付けられない。あくまで送信機本体を胸元に付けるほかありません。
実際、送信機は小型ですし気にならない人は気にならないと思います。ただ、僕は気にしなくても、撮影対象である子ども達がそれを気にして取ってしまうんじゃ無いかと思ったのです。気軽に取り回せるのはメリットでもありますがデメリットでもあると感じました。
RODE Wireless GO Ⅱ
「ワイヤレスマイクと言えばこれ」と言うくらい有名なマイク。評価も高いけど価格も高い。ラベリアマイクは付けられるけど別売り。持ち運ぶためのケースなどもありません。
カメラ機材を買いすぎて金欠気味の僕は早々に購入を諦めました。
HOLLYLAND LARK 150
そして行き着いたのがこのLARK 150です。ケースもラベリアマイクも付いてくる。それでいて安価。音質も悪くない、との評価。もうちょっと高いとDJI Micとかもあるのですが、さすがにちょっと高すぎたため、今回はこのLARK 150を選びました。
付属のケースは充電器も兼ねており、ここに入れておけば充電も可能。カメラと接続するケーブルも一本くらいなら入ります。
付属のラベリアマイクの品質も悪く無いです。送信機を腰に付けて服の中にケーブルを入れてマイクを首元に付ければ見た目もスマートです。
受信機はカメラ上部のホットシューに付けられます。SmallRigのウィンドマフを付けっぱなしでも、その上に接続出来るので便利。
ちなみに録音レベルはカメラ本体は10。LARK 150側は15くらいがちょうど良さそうです。少なくともカメラ本体の録音レベルを20とか30にするとホワイトノイズが目立ちます。注意。
まとめ
性能に関してはほぼ満足。ただ、仮にケースが故障した場合、充電する方法が他に無いため、どうしようも無くなってしまいます。受信機や送信機にUSB-Cなどの端子が付いていれば良かったのですが、それをやると高価になります(というかそれをやったのがDJI Micかも)。
あともう一つの大きな問題は、買ったはいいものの意外と使う場面が無さそう、ということ……。どうにも僕は考えなしに色々買ってしまっていけません。今後無理矢理撮影時に使用する場面を作ってみようと思います。
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