M1 MacBook Pro使用感

使い始めてひと月ちょっと経ちましたので、Appleシリコン搭載M1 MacBook Proの使用感などについて簡単に書いておこうと思います。

ハードウェア

ワコム系

全く問題なく動いております。Cintiq Pro32もIntros Proも正常動作。

ただ、Cintiq Pro32なんかはUSB-Cで接続できるものの電源は別に取らなければいけないため少々面倒。M1 MacBook ProはUSB-Cの端子が二つしかないため、尚更。ケーブル一本で電源供給してくれればよかったのに、とは思いました。

HUION KAMVAS Pro13

いわゆる中華液晶タブレット。サブマシン用に購入したものですが、こちら、問題なく動いております。ただし接続がHDMIとUSB-Aですので、別途ハブなどが必要になります。そこだけは注意。

XP-Pen Artist 12

こちらもこちらも中華液タブ。大学の研究室に置いてあるものを繋げたところ、画面がちらついたり映らなかったりで、全くダメでした。ただ、こちらも接続はHDMIのため、USBのハブによっては接続可能かもしれません。ドライバの対応もまだのようですし、少し時間をあけてから再度試してみたいと思います。

ソフトウェア

CLIP STUDIO PAINT

M1 Macにいち早く対応、という素晴らしいグラフィックアプリケーション。当然全く問題なく動いています。快適。

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Adobe系

完全対応はまだですが、Photoshopを中心に問題なく動いています。
Photoshopで数百枚の画像をアクションで変換…とかも試してみましたが、途中で止まったりすることもなく終了。素晴らしい。完全対応も楽しみです。

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AFFINITY系

こちらはM1完全対応。問題ないと思います。「思います」というのは、僕があまりAFFINITY系を使えないから。どうしても慣れたPhotoshopとかで作業しちゃうんですよね。
それでも良いアプリケーションであることは間違い無いと思うので、機会を見て色々試してみようと思います。

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音楽系

一応動かないことはないのですが、途中で落ちたりすることも多いです。しかも音楽系のアプリケーションの場合、プラグインなどもたくさんあるため「DAWがダメなのがプラグインがダメなのか」の切り分けが難しい。検証してみようかとも思いましたが、めんどくさいのでやめました。
とにかく現時点で「完全対応」なものはほぼ無いはずなので、音楽をやりたい場合はもうちょっと待っておいた方が良いかもしれません。

まとめ

絵を描いたり事務仕事をしたりする分には全く問題ないどころか非常に快適に使えています。四倍の値段で購入したiMac Proと比べても遜色ないです。素晴らしい。

趣味の音楽だけはまだ難しい部分がありますが、これは元々「様子見てね」というメーカーばかりだったので仕方ないか、と言ったところ。対応が難しいのだと思います。
僕の場合は仕事ではないのでゆっくり待ちますが、音楽をお仕事にされている方は「待ち」の方が良さそうですね。

そんなこんなで良いところも悪いところもありますが、内部的には「大変更」と言っても良いくらい変わっているにもかかわらずここまでちゃんと動くというのは驚きです。個人的には大満足。
これからもバリバリ使っていきたいと思います!

僕が購入したMacBook Proはメモリ16GB、ストレージ1TBです。

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おぎのひとし
マンガ家のおぎのひとしです。大学で学生にマンガの描き方を教えながら、自身もマンガやイラスト執筆の仕事を続けています。 2020年3月現在、学習系のマンガやイラストの執筆や自閉症の息子と娘の育児等、日々忙しく過ごしております。