パイオニアのイヤホン、『RAYZ PLUS』を買いました。コレ、通常のステレオミニジャックに接続するのではなく、iPhoneなどに使われているlightning端子に直接接続するイヤホンです。
lightning端子接続とは?
Apple製品をよく使う人ならご存知のように、最新のiPhoneにはステレオミニジャックがありません。ついているのはlightning端子のみ。Apple的には、ここは充電に使用し、音楽を聴く時はBluetoothなどの無線を使ってくれ、ということなのだと思います。
確かに無線は便利です。Bluetoothも一時期に比べて音が良くなりました。しかし…それらBluetoothヘッドホンやイヤホンを使う場合、充電が必須になります。正直、これは意外と煩わしいのです。
今までの構成
今まで僕はAUKEYのBluetoothレシーバー オーディオレシーバー『BR-C1』を使用していました。これはこれで非常に便利。音もけして悪くなかった。しかし僕はコレにBOSEのQuietComfort 20というノイズキャンセリングヘッドホンを繋げていたんですね。要するに、BR-C1も充電が必要。QuietComfortにも充電が必要……という、非常にめんどくさい状態でした。
充電しそびれる
そうなると、どちらかうっかり充電しそびれることも一度や二度ではありません。ヘッドホンの方の充電が切れてもノイズキャンセリングが効かなくなるだけですがレシーバーの充電が無くなってしまうとアウト。何をどうやっても聴けません。
「確かiPhoneにはlightningとステレオミニジャックのアダプターがついているのでは?」という方。正解です。確かに付いています。が、僕はうっかりそれを紛失してしまったのです。なのでホントにもう、レシーバーの充電が切れた時点で音楽を聴くことを諦める他ありませんでした。
RAYZ PLUSの特徴
そこで購入候補に入れたのがパイオニアの『RAYZ PLUS』でした。これは、lightning接続のノイズキャンセリングヘッドホンですが、なんと充電の必要が無いのです。つまりlightning端子から電力を取り込むことでノイズキャンセリング機能が働くという仕組み。しかも新技術により低消費電力を実現しているとのこと。これが本当であればかなり理想的。有線である部分はマイナスかもしれませんが、今までも有線のヘッドホンをレシーバーに繋いでいた僕にとって、そこは特に気になりませんでした。
ノイズキャンセリング機能
今まで使っていたBOSEのものは、かなり高性能なノイズキャンセリング機能がついていました。なので「RAYZ PLUSはさすがにそれには劣るのでは無いか」と思っていたのですが……意外と健闘しています!
会話する時などに便利な、外部の音を程よく取り込む「HearThru機能」がオンになっているとむしろヘッドホンをつけていない時よりもうるさいくらいなのですが、それをオフにしておけば、かなり静か。ほぼQuietComfortと同じと言っても良いくらい。地下鉄とかだとさすがに多少うるさいですが、気になる帯域はカットしてくれるため、音楽を聴いている時は気にならないくらい雑音を抑えてくれます。
音質は?
次に音質なのですが、あの、低音がよく出ることで有名なBOSEよりもさらに低音が出ます(笑)。むしろうるさいくらいなので、僕はイコライザーで少し低音を下げて聞いています。このあたりの調整が簡単なのもRAYZ PLUSの良いところ。というか、専用のアプリケーションがある、という部分がまずポイント高いです。
まとめ
多少気になっていたiPhone側の充電の減りも気になるほどではありませんでした。やはり「低消費電力」というのは本当だったようです。しかもコレ、ケーブルの途中にlightning端子のメスがくっついています。これのおかげで、例えiPhoneの充電が切れかけていても、ここから充電することが可能なのです。いやもう、隙がないですね。
結果、とりあえずiPhoneだけ充電しておけば高性能なノイズキャンセリング機能の効いた、好みの音で音楽を聴ける環境を手に入れることが出来ました。満足です。
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