スマホで読む無料マンガについて

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どうして無料?読み放題の漫画アプリ人気6社とビジネスモデル分析
ニールセンが発表した最も使われている6つの漫画アプリのビジネスモデルを分析しました。各社、既存事業とのシナジーや収益モデルが練られており、各社の戦略が見られます。漫画アプリ市場に対する所感もまとめました。

そこそこ市民権を得て来たっぽい「スマホで読む無料マンガ」サービスの紹介記事。
一昔前はcomicoとマンガボックスが飛び抜けていましたが、今ではその勢力図が変わってきている模様。現在は「LINEマンガ」「comico」「マンガワン」の三つが頭一つ抜けておりあとの「マンガボックス」「少年ジャンプ+」「GANMA!」はそれを追いかけている状態のようです。

第一話と最新話を無料で読ませ、残りをポイントなどで買わせるビジネスモデルはかなり浸透してきたようですが、どれくらいのユーザーがお金を払って買っているのかが気になるところです。
さらに個人的に気になるのは、その膨大な作品数。既に完結している作品を流用したものだけで無く、オリジナルの作品も多数。しかもそれらは「毎日更新」だったりします。そんなに読めないよ…!

好きなマンガに会うために

10年以上前から「マンガはつまらなくなった」「マンガブームは終わった」的なことが言われてきていますが、実際の所それは「マンガが増えすぎて自分の好みのマンガを探せなくなった」ってことなんじゃないか、と思っています。なのでこれからはマンガと読者のマッチングサービスがもう少し流行ってもいい。現在もキュレーターがマンガを紹介するなどの流れはありますが、それだけだと足りない気がします。Amazonの「閲覧履歴からのおすすめ」を超絶進化させたような新しいシステムを構築すべきではないかと。そしてそれはおそらく、旧来の出版社からではなくIT企業の側から出てくるのでは無いかと予想しています。
しかし当のIT企業は作者の囲い込みという形で自社の利益を上げることしか考えていない様子。確かに他社IPより自社IPの方が儲かると思うけどそのやり方は長い目で見れば業界全体の首を絞めます。

今こそ、出版社側ではなく、作者側からの取り組みが必要な時期なのかも知れません。

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ABOUTこの記事をかいた人

マンガ家のおぎのひとしです。大学で学生にマンガの描き方を教えながら、自身もマンガやイラスト執筆の仕事を続けています。 2017年4月現在、CGに関する教則本の執筆や昨年6月に生まれた娘の世話などしつつ、日々忙しく過ごしております。