ギターのモデリング練習


3Dモデリングソフト、「Metasequoia」。このソフトの「使い方の練習をしている」という話は何度か書きました。
しかし、仕事が忙しくなると練習を中断。その間に覚えた全てを忘れます。そして余裕が出来た時点で再開するものの、一から勉強し直し。しかし忙しくなると中断、再開、中断…。結局身になりません。

そんなこんなで一年。「このままじゃ一生使えるようにならない!」と思い、思い切って以前よりちょっと複雑なモデル作りにチャレンジしてみました。直線も曲線も含まれてちょっとしたテクスチャも必要なモデル。そういうモノを集中的に作れば、それ以降も機能を忘れることも少なそうだ…。そう思い、今回作ったのが、「ギターのモデル」です。
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【3Dモデル】螺旋階段

というわけで、こっそり続けている3Dのモデリング練習。今回は螺旋階段を作ってみました。

パースの講義などをしているとたまに「螺旋階段ってどう描けばいいんですか」的な質問が飛んでくる時があります。そういう時は「描く方法もあるけど、メチャクチャめんどくさいです」と答えるようにしてます。実際、螺旋階段をパース技術によって描こうとすると、分度器などが必要になってきます。とてもじゃないけどやってられません。
そして挙げ句の果てに「まぁ、3Dで作っちゃった方が良いんじゃないかな」と言ってしまったりすることもあります。

ただ、そんなこと言っておきながら実は今までちゃんとした螺旋階段のモデルを作ったことがなかったため、今回作ってみた次第。結果は…思ったよりも簡単でしたよ。
通常だと階段の複製が面倒だったのでこちらのプラグインを利用させていただきました。やっぱりこういうプラグインが豊富にあるのがメタセコイアの良いところですね。
あとはこちらの「らせん」で手すりなどを追加して完成。プラグインを探してたため数時間かかりましたが、最初からあれば一時間かからずに出来ちゃうんじゃないかなぁ。

このように、パースの知識がある程度あるからこそ「パース技術を使って描くことが難しいもの」もわかります。なのでこれからも優先的に「パースで描きづらいもの」を作っていこうかな、と思います。

コミスタを使っていて「こんなモデルが欲しいんだけど!」という方からのリクエストも募集中!あまり複雑でなければ練習がてら作ってみたいと思います。

3Dモデリングソフトを導入

Metasequoia…メタセコイアと言えば、昔から有名な3Dモデリング専用ソフト。これがあればComicStudio用の背景3Dデータとかを作成可能です。

実は今までどうしても「これだ!」という3Dグラフィックソフトを決めることが出来ませんでした。というより、自分のマンガに3Dモデルが必要だとは思えなかった…というのが実際の所です。
ただ、それだと結局広がりがない。せっかく「3Dモデルが使える」というのに全然使わないというのはソフトに申し訳が立たないし(?)何より自分自身の作品の幅を狭めているようにも思えます。とりあえず何かしら3Dモデルを作ってみてそれを漫画で活用して、それから継続して使うか使わないかを判断すればいいのではないか、と。

実は今までも漫画に3Dモデルを使ってこなかったわけでは無いのですが、どうにも環境が定着せず。「Shadeは使いづらいなぁ。やっぱりコミスタならLightWaveかなぁ」と悩んでるうちに時間だけが過ぎてしまったわけです。
数年前にフリー版のメタセコイアを導入し練習したこともあったのですが、やはりそれだと色々と制限が多い。と言うわけでとりあえず今回正規版を購入することにしたというわけです。

そんなこんなで、まずは何かサンプルで作ってみることに。最初から複雑なものはムリなので、簡単なものから作ってみよう…ということで、普段仕事をしている机付きロフトベッドを作ってみましたよ。

出て欲しい線が出てなかったり、逆に出て欲しくないところに線が出てたりしますが、まぁ許容範囲内。これだけじゃ使えませんが、うまく仕上げすれば何とかなるかも知れません。
(ただこの程度であれば普通に手描きで描いてもそれほどの手間ではないと思いますが)

まだ、メタセコイア上でどれくらいのサイズで作るとコミスタ上でちょうど良くなるのかとかサッパリわかっていないので、その辺は追々調べていこうと思います。