あけましておめでとうございます2

泡羊娘 再びあけましておめでとうございます。「紙の年賀状が届く頃に年賀状のイラストを公開」と言ったものの、元旦にちゃんとした絵をアップしないのも申し訳ないかな、と思い急遽描いてみました。比較的僕らしくない、CGっぽい塗りの、ちょっと若向けのイラストです。
まぁそれでも、「ベタな年賀状」にはならないように気をつけて描いてみたつもりです。どうでしょうか。手の形とかが女性らしくなかったりなんだり詰め切れていない部分もありますが、そこそこ可愛らしく描けたような気がしています。

ちなみにCLIP STUDIO PAINTのみ使用。ブラシはデフォルトの「透明水彩」とエアブラシの「柔らか」以外は使っていません。このようなCGっぽい塗りの場合は意外とデフォルトでもいけてしまいます。

今年はこちらのブログでは、イラストの簡単なメイキングやTips、趣味の音楽のことなどを中心に書いていく予定です。あと、もしかすると大々的なデザインの変更も行うかもしれません(トップページとブログとでページの作り方が全然違う…とか、ヒドイ状態なのです)

そんなこんなで新年からバタバタではありますが、放置よりはマシということでお許し願えれば、と思います。
とりあえず、改めて、本年もよろしくお願い申し上げます。

【CSPBook】正誤表:64ページ

L字型のコマ対象>第一刷・第二刷

『■「L字」のコマを作成』の項目において、誤りがありました。正しいものは上記画像のとおりです。
なお、一刷りに関しては間違いと言うより「手間がかかる」状態のまま掲載されてしまっています。二刷りに関しましては、完全にこちらのミスです。申し訳ございませんでした。

【詳細】

第一刷
枠線を移動させるなど手間のかかる方法を紹介していますが、上記のようにしっかりと設定してさえいれば手間無く作成が可能です。
第二刷
中央の図版の解説が以前同様「上側のコマを伸ばす」となっておりますが、これが間違いです。正しくは「コマを2つ選択する」です。

また、ページ全体のPDF書類を用意しましたので、必要であれば下記からダウンロード願います。

Clip Studio Paintマンガ制作テクニックP64修正版PDF(p64.zip:811KB)

 

【CSPBook】正誤表インデックス

『Clip Studio Paintマンガ制作テクニック』特設ページ

発売日当日よりこちらのページで、書籍の簡単な解説、ネット書店での在庫情報などを掲載しています。

なお、上のサイトはあくまで手動で在庫チェックをしていますので、実際の情報とはズレがあるかもしれません。なるべく正しい情報に修正していくつもりではありますが、間違ったままになっていましたらスミマセン。
ちなみに、こまめにチェックしてみたところ、Amazonの在庫はなかなか復活しませんが、楽天ブックスやセブンネットは結構頻繁に入荷していただけているようだ、と言うことがわかりました。「在庫無し」になっていても、楽天ブックスやセブンネットには在庫がある場合もあります。

ただ、在庫が少なめで買いづらい状態であることは事実。まことに申し訳ございません。
ネットショップで買いづらい現状をなんとかしてもらえるよう交渉中です。今しばらくお待ちください。

『CLIP STUDIO PAINTマンガ制作テクニック』間もなく発売!

CLIP STUDIO PAINTマンガ制作テクニック

そろそろ情報が公開されているようなので、こちらでも採り上げてみます。間もなく僕が書いたCLIP STUDIO PAINTで漫画を描くための教則本「Clip StudioPaintマンガ制作テクニック」が発売になります!

この本「マンガ制作テクニック」とはなっているものの、前半32ページではしっかりカラーイラストの描き方にも触れており、カラーでもモノクロでも、一通り基礎的なことは学べる内容になっています。また、漫画に向いた「CLIP STUDIO PAINT EX」に関する機能も紹介していますが、その他の半分以上は「PRO」バージョンでも使用可能。ですので、PROしか持っていないという方にも役に立つと思います。

通常の教則本は、マニュアルを読めば書いてある機能をとりあえず羅列してみた…という物も多いのですが、この本はちょっと違います。漫画の作業工程に沿って、役に立つ機能をピックアップし紹介しています。また、例えば「ネーム」でも「全部手描きの鉛筆で仕上げる場合」や「セリフからネームを作る場合」、そして「最初にしっかりコマ割りをする場合」等々、様々なスタイルに対応した項目を設けています。どんな作家さんでも、これならおおむね大丈夫なはずです。

ネックはその高い値段(2400円オーバー!)なのですが、それでも、損はさせない内容に仕上げたつもりです。

発売になりましたらまた記事を書きますので、もう少々お待ちください。


書籍情報―Clip Studio Paint マンガ制作テクニック
間もなく発売!クリップスタジオペイントの教則本です。

COMIC STUDIOとCLIP STUDIO PAINT問題(3月15日追記・修正)

ComicStudioの継続を希望するTweetまとめ #コミスタ継続希望

http://togetter.com/li/469461

ここにまとめられている問題。要約すると「COMIC STUDIO(以下コミスタ)が今年の末日でサポート終了。しかし後継ソフトのCLIP STUDIO PAINT EX(以下クリスタ)はまだ機能が足りず仕事に使えない。だからコミスタのサポートを延長してもらおう!」的な呼びかけです。

ComicStudio 4.0のサポート、およびCLIP STUDIO PAINTのマンガ制作機能について
http://www.clip-studio.com/clip_site/mypage/newsdetail?publish=201303&f=2013031301

しかし13日にセルシスから公式に「2013年末に販売が終了するだけであり、サポートは続けるよ」という発表がありました。とりあえず一安心…ではありますが、これで全ての問題が解決したわけではありません。中には「クリスタはずっと使うつもりは無い。コミスタを開発続行しろ」という意見などもあるくらい。
そこで、長年デジタルでマンガを描き学校でも教えている僕としての見解をまとめておこうと思います。

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CLIP STUDIO PAINT EX登場

CLIP STUDIO PAINT EX

2012年12月末、セルシスよりCLIP STUDIO PAINTの高機能版「EX」が発売となりました。こちらは九月にすでに発売済みの「PRO」版に機能を追加した高機能版です。

名目的には漫画執筆ソフトの業界標準「COMIC STUDIO」の後継……と言うことになっていますが、実際はどうなんでしょう。カラー及びモノクロの使い勝手を簡単に追っていきたいと思います。まず今回は、カラーについてを中心に!

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CLIP STUDIO PAINT PRO雑感その1

第一回:Illust Studioブラシインポート・紙の質感の適用

5月末にダウンロード販売、7月にパッケージ販売が始まったセルシスのグラフィックソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT PRO」(以下「クリスペ」)。ようやく時間が出来ましたので、何回かに渡ってレビューなどまとめてみたいと思います。

第一回はイラスタで作ったブラシのインポート。そして紙の質感の適用についてです。

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