「おぎのひとし短編集1995-2006」公開中!

短編集表紙絶版マンガ図書館さんで、コロコロ時代を中心とした初期短編集が公開されました!
「暗黒歴史」とも言えるシモネタ満載のギャグマンガから、今でもファンの方が支持してくださっているストーリーマンガ、そして今回初公開となる受賞作まで!大ボリュームです。ぜひご覧になってみてください!

短編集についてのアンケート

ようやく原稿が揃いました!タイトルだけになりますが、収録予定の作品は以下のようになります。

  • おかもち太郎!(藤子賞受賞作)
  • ラブアタッカー ホレ太(デビュー作)
  • 霊能探偵ババスケ(異色ギャグ)
  • 美食戦士 リョウ(下品ギャグ)
  • イケイケ池小応援団!(最後のギャグ作品)
  • ワンダーチェイス(コロコロらしくないストーリーマンガ)
  • 北斗〜西遊記外伝(全四回・そこそこ人気ありました)
  • ALTO(全二回・ハイパーコロコロ掲載作品)
  • 古代巨人ザナトス(コミックブンブン掲載作品)

こんなカンジです。おそらく聞いたことの無いものが大半だと思います(笑)。

さて、原稿も揃ったことだし、あとはスキャンするのみ…といきたいところなのですが、実はそうはいきません
と言うのも、揃ったら揃ったで、ページ数が多すぎるんですね。全て合わせると、430ページほどになります。通常の漫画単行本が約200ページですので、その倍…と言うことになりますね。

もちろん430ページなら430ページのまま公開することも可能です。そもそも電子書籍で読む分には全く問題ありません。ただ、仮にこれを紙の書籍として注文するとなると…ちょっと問題が出てきそうなんですよね。

絶版マンガ図書館さんでは、特定の作品をオンデマンド印刷の単行本として購入出来るサービスがあります。現在、単行本未収録作品を中心にそのサービスを利用可能です。
そんなわけで、僕の短編集もそのうちオンデマンド印刷に対応してもらおうと考えています。しかしその時…一冊にまとめるのと二冊に分けるのとではちょっと差が出てくるんですね。下記をご覧ください。

1.一冊にまとめる場合
メリット…比較的安価
デメリット…厚くて読みづらい
2.二冊に分ける場合
メリット…通常の漫画単行本と同様の読みやすさ
デメリット…二冊分なので高価

こんなカンジです。要するに安いけど読みづらいのを取るか、高いけど読みやすいのを取るか、と言うことですね。

個人的には、厚いなら厚いでコロコロらしくて良いのかな…とも思うのですが、やはり通常の漫画単行本風の厚さが良い、と考える方も居るでしょう。

そこで質問なのですが、これ、どっちにするべきだと思いますか?アンケートを採って、多かった方に決めようかと考えています。
一週間程度、定期的にTwitterなどで告知しますので、ぜひこのブログのコメント欄に、コメントを寄せて下さい。
ただ、コメントが付かない可能性もありますので(笑)、その場合は表紙を描き下ろす手間が半分で済む、一冊にまとめる方向で行こうかと思います。

それでは皆様、よろしくお願い致しますm(_ _)m。

短編集に向けての作業中

過去の作品拙著「大道魔術師少年ピエロ」が読める絶版マンガ図書館。現在こちらで僕の短編集を公開するための作業を進めています。

「少年ピエロ」のように単行本化されている作品であれば、それをスキャンしてそのまま公開すれば良いので比較的カンタンです。しかし短編の場合、わけが違います。作品が単行本化されていないため、どれをどのように収録するか…を考える必要があるのです。

例えば、原画からスキャンする場合、この原画にはタイトルロゴが入っていません。なので、簡素なフォントで漫画のタイトルを入れざるを得ない。しかしかといって雑誌からのスキャンだと、タイトルロゴ等と一緒にアオリ文句なども載ってきます。それがあった方がライブ感(?)が出て良い、と言う場合もあると思いますが、邪魔に思う人も多いでしょう。

と言うわけで現在、原画からのスキャンにするか印刷物からのスキャンにするかを悩み中です。場合によってはタイトルロゴだけこちらで新たにトレスして作り直し、それを原画に合成…とか言うことも考えられるかも。ただこの辺は、作業工程が複雑になりすぎるため実現可能かどうかはわかりません。

ともあれ、なるべく今年の早いうちに作品をまとめて、公開にこぎ着けたいところです。また、動きがありましたらこちらで報告させていただきます。