Intuos3マーカー

ワコムのIntuos3にはオプションで、マーカーペンなるペンが存在しています。これは標準でついてくるペンと違い、まさにマーカー風のペン先と描き味を備えたペンなのです。

具体的には、軸の回転をしっかりとってくれる。なので、太い側で描けば太く描けるし、細い側で描けば細く描けます。
ComicStudioなどでは標準でマーカーペンなるブラシ設定が備わっているため、それを選べば、まんまマーカー風に描けます。漫画であれば、勢いのある描き文字とかに重宝です。

しかしPhotoshopの場合、これだ!というプリセットがなかなか見つかりません。探せばあるのかもしれませんが、わざわざ探すのも面倒。
というわけで先日、ちょうどマーカー風のタッチが必要な仕事が入ったのをきっかけに、ざっくりとブラシをカスタマイズしてみました。
ちなみに、いくつか描いたカットのうちの一つがコレ。「芸人の鉄拳風に頼む!」と言われたので、基本そんなタッチです(笑)。(現在発売中のファミ通DS+Wii三月号に掲載されています)
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環境整備~ComicStudio

今日は予期せぬ休講だったため、チョボチョボと環境整備にいそしんでおりました。主にComicStudioのカスタマイズ。

ComicStudioは何もしなくても普通に漫画が仕上げられてしまう優れたソフトではありますが、それだけだとなかなか個性が出しづらい部分もあります。なので、個性を出すにはオリジナルのトーンを作ったりブラシを作ったりする必要がある。

僕は基本的にずぼらですので、画面の密度があまりありません。ただ、本当はもっと書き込みたい気持ちもあるんです。

そんな時に思い立ったのが「ブラシによってはその辺を補えるのではないか」ということ。ComicStudioのブラシはPhotoshopよりも優れた部分がありますので、この際ちょっと活用してみることにしました。

そんなこんなで今回作ってみたのが「近い草ブラシ」。様々な種類の草っぽい物を六種類描く。
kusamaster
で、、それらをランダムに表示させたり、筆圧によって大きさを変えたり、微妙に角度をずらしたりする設定にして…一応の完成。

それを活用して描いてみたのが下の画像になります。うわー、密度ありすぎ。でもコレはこれでアリかも?

ともあれ、色々と応用が利きそうですのでこれからも暇を見て補充していこうと思います。