短編集についてのアンケート

ようやく原稿が揃いました!タイトルだけになりますが、収録予定の作品は以下のようになります。

  • おかもち太郎!(藤子賞受賞作)
  • ラブアタッカー ホレ太(デビュー作)
  • 霊能探偵ババスケ(異色ギャグ)
  • 美食戦士 リョウ(下品ギャグ)
  • イケイケ池小応援団!(最後のギャグ作品)
  • ワンダーチェイス(コロコロらしくないストーリーマンガ)
  • 北斗〜西遊記外伝(全四回・そこそこ人気ありました)
  • ALTO(全二回・ハイパーコロコロ掲載作品)
  • 古代巨人ザナトス(コミックブンブン掲載作品)

こんなカンジです。おそらく聞いたことの無いものが大半だと思います(笑)。

さて、原稿も揃ったことだし、あとはスキャンするのみ…といきたいところなのですが、実はそうはいきません
と言うのも、揃ったら揃ったで、ページ数が多すぎるんですね。全て合わせると、430ページほどになります。通常の漫画単行本が約200ページですので、その倍…と言うことになりますね。

もちろん430ページなら430ページのまま公開することも可能です。そもそも電子書籍で読む分には全く問題ありません。ただ、仮にこれを紙の書籍として注文するとなると…ちょっと問題が出てきそうなんですよね。

絶版マンガ図書館さんでは、特定の作品をオンデマンド印刷の単行本として購入出来るサービスがあります。現在、単行本未収録作品を中心にそのサービスを利用可能です。
そんなわけで、僕の短編集もそのうちオンデマンド印刷に対応してもらおうと考えています。しかしその時…一冊にまとめるのと二冊に分けるのとではちょっと差が出てくるんですね。下記をご覧ください。

1.一冊にまとめる場合
メリット…比較的安価
デメリット…厚くて読みづらい
2.二冊に分ける場合
メリット…通常の漫画単行本と同様の読みやすさ
デメリット…二冊分なので高価

こんなカンジです。要するに安いけど読みづらいのを取るか、高いけど読みやすいのを取るか、と言うことですね。

個人的には、厚いなら厚いでコロコロらしくて良いのかな…とも思うのですが、やはり通常の漫画単行本風の厚さが良い、と考える方も居るでしょう。

そこで質問なのですが、これ、どっちにするべきだと思いますか?アンケートを採って、多かった方に決めようかと考えています。
一週間程度、定期的にTwitterなどで告知しますので、ぜひこのブログのコメント欄に、コメントを寄せて下さい。
ただ、コメントが付かない可能性もありますので(笑)、その場合は表紙を描き下ろす手間が半分で済む、一冊にまとめる方向で行こうかと思います。

それでは皆様、よろしくお願い致しますm(_ _)m。

短編集に向けての作業中

過去の作品拙著「大道魔術師少年ピエロ」が読める絶版マンガ図書館。現在こちらで僕の短編集を公開するための作業を進めています。

「少年ピエロ」のように単行本化されている作品であれば、それをスキャンしてそのまま公開すれば良いので比較的カンタンです。しかし短編の場合、わけが違います。作品が単行本化されていないため、どれをどのように収録するか…を考える必要があるのです。

例えば、原画からスキャンする場合、この原画にはタイトルロゴが入っていません。なので、簡素なフォントで漫画のタイトルを入れざるを得ない。しかしかといって雑誌からのスキャンだと、タイトルロゴ等と一緒にアオリ文句なども載ってきます。それがあった方がライブ感(?)が出て良い、と言う場合もあると思いますが、邪魔に思う人も多いでしょう。

と言うわけで現在、原画からのスキャンにするか印刷物からのスキャンにするかを悩み中です。場合によってはタイトルロゴだけこちらで新たにトレスして作り直し、それを原画に合成…とか言うことも考えられるかも。ただこの辺は、作業工程が複雑になりすぎるため実現可能かどうかはわかりません。

ともあれ、なるべく今年の早いうちに作品をまとめて、公開にこぎ着けたいところです。また、動きがありましたらこちらで報告させていただきます。

あけましておめでとうございます2

泡羊娘 再びあけましておめでとうございます。「紙の年賀状が届く頃に年賀状のイラストを公開」と言ったものの、元旦にちゃんとした絵をアップしないのも申し訳ないかな、と思い急遽描いてみました。比較的僕らしくない、CGっぽい塗りの、ちょっと若向けのイラストです。
まぁそれでも、「ベタな年賀状」にはならないように気をつけて描いてみたつもりです。どうでしょうか。手の形とかが女性らしくなかったりなんだり詰め切れていない部分もありますが、そこそこ可愛らしく描けたような気がしています。

ちなみにCLIP STUDIO PAINTのみ使用。ブラシはデフォルトの「透明水彩」とエアブラシの「柔らか」以外は使っていません。このようなCGっぽい塗りの場合は意外とデフォルトでもいけてしまいます。

今年はこちらのブログでは、イラストの簡単なメイキングやTips、趣味の音楽のことなどを中心に書いていく予定です。あと、もしかすると大々的なデザインの変更も行うかもしれません(トップページとブログとでページの作り方が全然違う…とか、ヒドイ状態なのです)

そんなこんなで新年からバタバタではありますが、放置よりはマシということでお許し願えれば、と思います。
とりあえず、改めて、本年もよろしくお願い申し上げます。

【CSPBook】正誤表:64ページ

L字型のコマ対象>第一刷・第二刷

『■「L字」のコマを作成』の項目において、誤りがありました。正しいものは上記画像のとおりです。
なお、一刷りに関しては間違いと言うより「手間がかかる」状態のまま掲載されてしまっています。二刷りに関しましては、完全にこちらのミスです。申し訳ございませんでした。

【詳細】

第一刷
枠線を移動させるなど手間のかかる方法を紹介していますが、上記のようにしっかりと設定してさえいれば手間無く作成が可能です。
第二刷
中央の図版の解説が以前同様「上側のコマを伸ばす」となっておりますが、これが間違いです。正しくは「コマを2つ選択する」です。

また、ページ全体のPDF書類を用意しましたので、必要であれば下記からダウンロード願います。

Clip Studio Paintマンガ制作テクニックP64修正版PDF(p64.zip:811KB)

 

【CSPBook】正誤表インデックス

歩展2014

僕の出身専門学校のOB・OGが中心となって立ち上げたグループ展、「歩展(あゆみてん)」を今年も開催致します。
毎年開催時期がバラバラなのですが、今年の会期は10月4日~9日。時間は11:00~18:00ですが、最終日のみ正午まで。そして5日は休館日です。お気を付けください。

また、例年のようにパーティーも行われます。初日の4日、15:30~17:30です。食べ放題飲み放題となっていますが、かなりの人数が集まるためゆっくり作品を見るのは不可能かと思われます。僕も16時前後に行く予定ですが、息子を追いかけたりなんだり忙しく、あまり応対出来ないと思います。スミマセン。

他は、6日の月曜日は午後から会場に行く予定です。会場で見つけたら気軽に声をかけてください。

この展覧会、参加者はプロからアマチュア様々ですし、作品も平面だけでなく立体やマンガ……等々、かなり雑多です。一般の方も楽しめるとは思いますが、それ以上に絵を仕事にしようとしている学生さんなんかは、より興味深く見ることが出来るんじゃ無いかな、と思います。
お近くにお立ち寄りの際はぜひぜひご覧になっていってください。

歩展DM1

歩展DM2

レンタルサーバーの変更

このたび、ホームページのデータを置かせていただいているレンタルサーバーを変更致しました。新しいサーバーは「さくらインターネット」さんです。

普段使っているプロバイダであるOCNさんのホームページサービスPageONが終了することになり、その代替サービスとして「さくらインターネット」さんを紹介されました。さらに、現在であればOCN会員限定で6ヶ月無料。結果的にこれから先一年間は月額300円弱で100Gの容量のサーバーを使える、ということになります。以前利用させていただいていたレンタルサーバーは容量無制限ではあるものの月額1080円かかっていましたので、それだけでも乗り換える価値はあり。他にもサーバーの管理がしやすかったりなんだりメリットはたくさん。常に最新のサービスを提供してくれるっぽいので、ホームページ作成の制限も無くなり、良いカンジに使えていけそうです。

現在は以前のデータを丸コピーしただけですので見ていただける皆様へのメリットはあまりないかもしれません。ただ、常に最新のサービスを使える…と言う環境になりましたので、そのうちもうちょっと色々と手を入れていこうと思っています。
引き続き当ホームページをよろしくお願い致します。

『Clip Studio Paintマンガ制作テクニック』特設ページ

発売日当日よりこちらのページで、書籍の簡単な解説、ネット書店での在庫情報などを掲載しています。

なお、上のサイトはあくまで手動で在庫チェックをしていますので、実際の情報とはズレがあるかもしれません。なるべく正しい情報に修正していくつもりではありますが、間違ったままになっていましたらスミマセン。
ちなみに、こまめにチェックしてみたところ、Amazonの在庫はなかなか復活しませんが、楽天ブックスやセブンネットは結構頻繁に入荷していただけているようだ、と言うことがわかりました。「在庫無し」になっていても、楽天ブックスやセブンネットには在庫がある場合もあります。

ただ、在庫が少なめで買いづらい状態であることは事実。まことに申し訳ございません。
ネットショップで買いづらい現状をなんとかしてもらえるよう交渉中です。今しばらくお待ちください。

『CLIP STUDIO PAINTマンガ制作テクニック』間もなく発売!

CLIP STUDIO PAINTマンガ制作テクニック

そろそろ情報が公開されているようなので、こちらでも採り上げてみます。間もなく僕が書いたCLIP STUDIO PAINTで漫画を描くための教則本「Clip StudioPaintマンガ制作テクニック」が発売になります!

この本「マンガ制作テクニック」とはなっているものの、前半32ページではしっかりカラーイラストの描き方にも触れており、カラーでもモノクロでも、一通り基礎的なことは学べる内容になっています。また、漫画に向いた「CLIP STUDIO PAINT EX」に関する機能も紹介していますが、その他の半分以上は「PRO」バージョンでも使用可能。ですので、PROしか持っていないという方にも役に立つと思います。

通常の教則本は、マニュアルを読めば書いてある機能をとりあえず羅列してみた…という物も多いのですが、この本はちょっと違います。漫画の作業工程に沿って、役に立つ機能をピックアップし紹介しています。また、例えば「ネーム」でも「全部手描きの鉛筆で仕上げる場合」や「セリフからネームを作る場合」、そして「最初にしっかりコマ割りをする場合」等々、様々なスタイルに対応した項目を設けています。どんな作家さんでも、これならおおむね大丈夫なはずです。

ネックはその高い値段(2400円オーバー!)なのですが、それでも、損はさせない内容に仕上げたつもりです。

発売になりましたらまた記事を書きますので、もう少々お待ちください。


書籍情報―Clip Studio Paint マンガ制作テクニック
間もなく発売!クリップスタジオペイントの教則本です。