十年近く前に、僕にとってとてもショックな出来事がありました。それをただ風化させてしまうのは惜しいと考えたため、この際漫画にしてみよう…と思い、現在暇な時間を見つけて執筆中です。
今年はマンガ家デビュー20周年の区切りの年ですし、過去を清算するなら今…という思いもあります。
ただ、時間的にも精神的にもこれがなかなかキツく、思うようには進みません。それでも冒頭だけちょっとネームが出来たため、せっかくなので先行公開しておこうと思います。(※かなり重たいので、暗い漫画が苦手な人はスルー推奨です)
現在出来ているのはここまで。重くて暗いですが、事実なので仕方ないのです。スミマセン。…いや、謝るのも変か。
少しずつ、描き進めていこうと思います。
7月10日。母親の命日に。
おぎのひとし
読みました。
これは……、これはおぎの先生の実体験なのですね…
最終ページ、鳥肌が立ちました。
命日ということは、お母様はお亡くなりになったのですね。ご冥福をお祈りします。
私などには想像もつかないような辛い事がたくさんあったと思うのですが、
漫画を通じてお母様の死と向き合うそのお気持ちから
おぎの先生がお母様をとても大事に想ってらっしゃったのだと感じました。
どうかご無理のないように頑張ってください。
コメント失礼しました。
kさん
見ていただきありがとうございます。この出来事があってから二日後くらいに母は亡くなりました。当時は心の整理がつかずどうして良いのやらわからなかったのですが、さすがに9年もたち、落ち着いて漫画に描けるくらいにはなってきました。
ただ、この出来事もそうなのですが、ここに至るまでの過程の方が本当に大変だったので…ぜひそちらもいつか漫画に描こうと考えています。
いつ完成するかはわかりませんが、引き続きよろしくお願い致します。
読みたいです。急ぎません。待ってます。うちの母も50歳半ばで危ない時がありました。今は80歳です。
要介護で施設にいます。
>匿名さん
ありがとうございます。何とか時間を見つけて描こうと思っています。
うちの母は54歳の時でした。体調的な面でも生活の面でも不安定になりやすい時期なのかもしれません。
「生きていてくれれば」と思うときも無くはないですが、どちらにせよ親という存在は、多くの物を与えてくれるような気がします。
それは必ずしも良い物ばかりではありませんでしたが、こうやって作品にすることで少しは報われるのかな、とも思います。