wacom INTUOS Creative Stylus購入

外箱

ワコムのiPad用スタイラス、「INTUOS Creative Stylus」を購入しました。
これは通常のスタイラスと違い、Bluetoothで接続するタイプの物です。そのためiPadでありながら、2048段階という驚きの筆圧を検知することが可能です。(※第三世代のiPad以降に対応)

ケースと本体

中に入っている物はこんなカンジ。Bluetooth接続ですので電池が必要…と言うことは理解していたのですが、まさかこんな「単6」とかいうマイナーな電池を使うとは思いませんでした。これをスタイラスの後ろに入れます。
マイナーな電池なので手に入れるのが難しいという欠点はありますが、単4よりもさらに小さいため軽いのは良いですね。

タブレットペンとの比較(左・スタイラス、右・タブレットペン)

ちなみにスタイラスの先端はこんなカンジ。左がスタイラス、右が通常のタブレットペンです。スタイラスは、スポンジ状でかなり太い「いかにもスタイラス」というイデタチです。
そのため「鉛筆で描く」ようなタッチは得られませんが、特に描きづらくはありません。それよりも何よりも、しっかり筆圧を検知してくれることに感動。

Bamboo Paperでの描画Bamboo Paperで色々と試してみました。アプリケーション自体に手ブレ補正機能が無いため線はガタガタ。ペン入れ的な作業はかなりキビシイです。
ただし鉛筆のタッチはなかなかのもので、スケッチ風にササッと描いたり塗ったりするのであれば十分だと思います。

SketchBookProでの描画こちらはSketchBookPro。Bamboo Paperと違い「パームリジェクション機能」がありません(パームリジェクションとは、画面に手を置いてもそこには描画されずペンでの描画が優先される機能です)。これだとじっくりペン入れするのは難しいため、自然と筆を使って塗るようなタッチになっていきます。
そのようにタッチを限定する必要はありますが、元々備わっているレイヤー機能などを活用すればかなり凝ったイラストが描けそうな気がしました。

他にもいくつか対応ソフトを持っているのですが、どうにもこうにも一長一短。やはりソフトが対応していないと、もの凄い宝の持ち腐れ感を感じます
例えば同時期に発表されたCintiq Companion Hybridには「wacom manga canvas」なる、漫画専用のアプリが搭載されています。しかもそれ、セルシスのClip Studio Paintにそのままデータを読み込めたりするのです。(詳しくはこちら
iPadにもそれと同等のアプリがあると凄く嬉しいのですが……そうなるとCompanionの優位性が多少なりとも失われることになるため、ちょっと難しいかも。でも、簡易版でもいいから作って欲しいなぁ。

そんなこんなで、「もう紙はいらないかな」というレベルまでは到達しているように思いますが、それ以上の利便性を求めるとなるとまだちょっと厳しいかも、と言うのが正直な感想です。ただ、スタイラス自体の性能は十分ですので、そのポテンシャルを引き出せるアプリが登場すればほとんどの不満は解消!期待して待ちたいと思います。

 

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