秋葉原と御徒町の中間あたりにある「3331 Arts Chiyoda」で行われている「大友克洋GENGA展」に行ってきました。
この展覧会は混雑を避けるため、日時指定の予約制になっています。僕も4月中にローソンでチケットを買いました。
僕の周りでは特に作家の方々を中心に展覧会まで足を運んでおり、口々に「行っておいた方が良い」「衝撃を受けた」的な感想を漏らしておりました。
で、実際に行ってみてきたわけですが…原画を見てまず驚いたのが「修正」の少なさ。
もちろん部分的にチョコチョコホワイトは入っているのですが、全体から見るとごくわずか。とにかく原稿が綺麗です。
例えば集中線などを描くときは勢いを重視し、多少のはみ出しは気にせず描き、はみ出したらホワイトで修正…というのは結構やっている人も多いと思います。でも大友先生の原画にはそういうあとが見られない。もう、線がぴったり止まっている。しかしだからといって勢いが消えているわけでも無い。このペンの制御力はすさまじいと思います。
あとはもちろん発想力とデッサン。有名な金田バイクとかもそうですし、あのリアルな絵の中で不自然になら無いデザインが出来る才能は本当に羨ましいです。デッサンに関しても、「もし現実にこんなポーズ、こんな構図の写真があったとしても俺、この原稿みたいに描けるかな?」と思わずにはいられないくらいのクオリティでした。
「ズン穴」がありましたが、さすがに一人で行ったためまたがることも穴にはまることも出来ずじまい。他人に頼むのはちょっと恥ずかしい(笑)。
そんなに広い会場では無かったのですが、圧縮陳列的にAKIRAの全原画が飾られているなど、ボリュームは満点。とても満足出来る展覧会でした。
僕のような、すでに作家になっている人も行くべきだと思いますが、個人的には「これから作家になろうと思っている」若い人にこそ行って欲しいなぁ、と思いました。
今月末、30日までやっています。オススメ。