ギターのモデリング練習


3Dモデリングソフト、「Metasequoia」。このソフトの「使い方の練習をしている」という話は何度か書きました。
しかし、仕事が忙しくなると練習を中断。その間に覚えた全てを忘れます。そして余裕が出来た時点で再開するものの、一から勉強し直し。しかし忙しくなると中断、再開、中断…。結局身になりません。

そんなこんなで一年。「このままじゃ一生使えるようにならない!」と思い、思い切って以前よりちょっと複雑なモデル作りにチャレンジしてみました。直線も曲線も含まれてちょっとしたテクスチャも必要なモデル。そういうモノを集中的に作れば、それ以降も機能を忘れることも少なそうだ…。そう思い、今回作ったのが、「ギターのモデル」です。


ただ、ストラトキャスターとかレスポールとか超メジャーなギターの3Dモデルは探せばそれっぽいのがあるため、どうにもモチベーションが上がらない。なので「あんまり人が作ってないギターを作ろう」と思い「KURT COBAINのFender Jaguar」を作ることにしました。
カートと言えばニルヴァーナのボーカル&リードギタリスト。27歳で夭折した彼が好んで使っていたのがこの”改造”ジャガーでした。
最近はフェンダーから復刻版が出たためありがたみはかなり薄れましたが、全体的に見れば「珍しいモデル」であることに変わりはありません。通常付いてないノブが付いてたりスイッチが付け替えられていたり…。何というか、ギターとしてオモシロイ。

というわけで、このギターを作ることに決めたものの、初っぱなから難航。とにかくうまく作れない。ボディの形とかしっちゃかめっちゃか。
ただ、悩みながらも作り続けていくとそれなりにコツみたいなモノもつかめてきました。何より、「Metasequoia使い方講座 エレキギターのモデリング」という参考になるサイトがあったのが助かりました。

とは言え、そのサイトで作っているギターはかなり細かい。小さなパーツまでかなり作り込んでいます。ただ、それを真似て最初からそんな細かく作っていては挫折する確率も高まります。なので僕は、あくまで「漫画の下描き程度に使えるモデル」を目指して作りました。

結果、下描きとして使うのなら十分なくらいの出来にはなったと思います。ギターヘッドに貼ったUVテクスチャもしっかり表示されているようです。バッチリ。

今請けている仕事にはこのモデルを使う場面はありませんが、せっかくなのでそのうち使ってみようと思います。

今回の作業でようやく「Metasequoia」と言うソフトがどんなモノなのかおおむねわかってきました。でもまだまだPhotoshopやComicStudioの習熟度と比べると全然足りません。
引き続き時間を見つけて、自分が面白いと思うモノを何かしら作って行こうと思います。

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