藤子・F・不二雄大全集第三期第八回配本

今回は以下の3冊です。

ドラえもん18
”「よいこ」「幼稚園」版に「てれびくん」版(前期)をプラス!”とのことです。
低学年向けである「よいこ」「幼稚園」に収録されている作品はカラーで楽しく、何よりシンプルです。「幼稚園」版の初回などは、セワシがのび太に「このドラえもんをあげよう」と持ちかけるのに対してのび太は「いらないよ、そんなもの」と返す。こういうやりとりが実に良いです。
また、「てれびくん」収録作にはとにかく傑作が多いです。のび太が家出して無人島で十年過ごす「無人島へ家出」。あやとりを使ってプロレス的なバトルが繰り広げられる「あやとり世界」。のび太やジャイアンの体がバラバラになり手や足だけでヒョコヒョコ動く描写が衝撃的な「分解ドライバー」。さらにはしずかちゃんの「うれしい!パンツだわ。」のセリフで有名な(?)「ターザンパンツで大活躍!?」まで収録されてます。見るとわかりますがこの作品は「良く収録出来たな!」という際どい描写がバンバン出てきます(いや、それは「分解ドライバー」も同じですが)。
僕は比較的初期~中期のドラえもんが好きなのですが、この18巻はそんな僕にストライクな内容でした。満足。
すすめロボケット1
“小学館漫画賞の名作、ついに初単行本化!”とのことです。なので当然僕も読んだことありません。
描かれたのは1962年ですので、オバQのちょっと前くらい。対象年齢が低めということもあり、いかにも「古き良き児童漫画」テイストです。ページ数も短め。
それでも内容はハッキリと「藤子・F・不二雄」先生テイストです。ロボット+ロケット=「ロボケット」というちょっととぼけたキャラクターと、そのパイロットでもあり友達でもある少年すすむ君とのコンビは絶妙。「小学館漫画賞受賞作」というのもうなずける良作です。
SF・異色短編3
” 「漫画アクション」掲載の17作品完全収録!!”とのことです。タイトルを挙げると「メフィスト惨歌」「テレパ椎」等々。
このシリーズ、主人公が良い目を見る「ハッピーエンド」の作品も多数あるのですが、その裏で誰かが不幸になっていたりなんだりという展開もものすごく多いです。読んでいてどこか不安になるのは、そのあたりが原因なのかも知れません。

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