2012年12月末、セルシスよりCLIP STUDIO PAINTの高機能版「EX」が発売となりました。こちらは九月にすでに発売済みの「PRO」版に機能を追加した高機能版です。
名目的には漫画執筆ソフトの業界標準「COMIC STUDIO」の後継……と言うことになっていますが、実際はどうなんでしょう。カラー及びモノクロの使い勝手を簡単に追っていきたいと思います。まず今回は、カラーについてを中心に!
2012年12月末、セルシスよりCLIP STUDIO PAINTの高機能版「EX」が発売となりました。こちらは九月にすでに発売済みの「PRO」版に機能を追加した高機能版です。
名目的には漫画執筆ソフトの業界標準「COMIC STUDIO」の後継……と言うことになっていますが、実際はどうなんでしょう。カラー及びモノクロの使い勝手を簡単に追っていきたいと思います。まず今回は、カラーについてを中心に!
5月末にダウンロード販売、7月にパッケージ販売が始まったセルシスのグラフィックソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT PRO」(以下「クリスペ」)。ようやく時間が出来ましたので、何回かに渡ってレビューなどまとめてみたいと思います。
第一回はイラスタで作ったブラシのインポート。そして紙の質感の適用についてです。
3Dモデリングソフト、「Metasequoia」。このソフトの「使い方の練習をしている」という話は何度か書きました。
しかし、仕事が忙しくなると練習を中断。その間に覚えた全てを忘れます。そして余裕が出来た時点で再開するものの、一から勉強し直し。しかし忙しくなると中断、再開、中断…。結局身になりません。
そんなこんなで一年。「このままじゃ一生使えるようにならない!」と思い、思い切って以前よりちょっと複雑なモデル作りにチャレンジしてみました。直線も曲線も含まれてちょっとしたテクスチャも必要なモデル。そういうモノを集中的に作れば、それ以降も機能を忘れることも少なそうだ…。そう思い、今回作ったのが、「ギターのモデル」です。
続きを読む ギターのモデリング練習
アナログ手描きで水彩画を描くのが好きなせいか、デジタルで水彩風の表現を追求する事をサボってきました。
が、昨今はなかなか良いソフトが揃ってきており、特に安価ながら様々な表現が可能であるセルシスのIllustStudio(通称イラスタ)は、僕のお気に入りのソフトの一つ。これならアナログ手描き水彩のタッチが再現出来るかも?と思い試してみました。
もちろん何も設定をいじらなくてもそれなりの絵は描けるのですが、自然な水彩は少々ツライ。というわけで、今回色々といじってみました。
そこで描いてみたのがこちら。、まぁ、何となく水彩っぽくは見えるんじゃないかと思います。
ちなみに上記のイラストに使っている筆はこちら。…いや、全部は使ってないのですが、とりあえず試行錯誤しつつ作ってみたものも含めたものが上記になります。
というわけで、約一週間行われていたグループ展「歩展」が本日終了しました。
来てくださった方々、ありがとうございます!そして出展された方々はお疲れ様でした!
本日は起床が遅れ、会場に到着したのは終了時刻(13時)ギリギリ。前回行ったパーティのときはおしゃべりに忙しくロクに他の方の作品を見ることが出来なかったわけですが、結局今回もロクに見られませんでした…。ギャフン。それでも10分くらいは見て回れたので良しとします。
というわけで、今回出した絵を公開します。タイトルは「出発進行!!」。息子が電車や働く車に興味を持っていたので描いてみました。
見る人が見るとわかるのですが、中央で一番目立っている電車はN700系7000番台です。要するに九州新幹線の「さくら」とか「みずほ」とかに使われている車両です。(「それなら8000番台の可能性もあるじゃねぇか」とか言うツッコミは無しで(笑))
3月11日の震災ですっかり影に隠れてしまいましたが、その翌日の12日は九州新幹線全線開通の日でした。そのPR用のCMは、九州だけでなく日本全体を元気づけるような出来だ…と言うことで話題になり、そのCMを集めたDVDが発売されたりもしました。
そして、我が息子は、その3月12日が誕生日なわけです。
残念ながら震災により大きなダメージを受けてしまった日本。でも、そこで歩みを止めず新たな気持ちで前向きに進んで行けるよう頑張ろう…とか。そう言う思いを込めてこの絵を描きました。
ちなみに中央下部には、震災でしばらく運転されていなかったものの、どうにか運転再開したE5系東北新幹線の「はやぶさ」がいます。そしてその隣にはEast i。これはJR東日本の整備車両。今回の震災でも線路のゆがみをチェックしたりなんだりで、相当活躍したであろうと思われます。
その上には消防車や救急車もいますしね。「子どもが好きな車を描こう」…と思って描いただけの絵だったのですが、結果的に今の日本に必要な電車や車が描かれることとなりました。これはこれで2011年ぽくって良かったかも知れません。
さて、2012年はどんな年になるでしょう。今から様子をうかがいつつ、来年の歩展で描くべき絵をうすらボンヤリ考えておこうと思います。
ワコムのIntuos3にはオプションで、マーカーペンなるペンが存在しています。これは標準でついてくるペンと違い、まさにマーカー風のペン先と描き味を備えたペンなのです。
具体的には、軸の回転をしっかりとってくれる。なので、太い側で描けば太く描けるし、細い側で描けば細く描けます。
ComicStudioなどでは標準でマーカーペンなるブラシ設定が備わっているため、それを選べば、まんまマーカー風に描けます。漫画であれば、勢いのある描き文字とかに重宝です。
しかしPhotoshopの場合、これだ!というプリセットがなかなか見つかりません。探せばあるのかもしれませんが、わざわざ探すのも面倒。
というわけで先日、ちょうどマーカー風のタッチが必要な仕事が入ったのをきっかけに、ざっくりとブラシをカスタマイズしてみました。
ちなみに、いくつか描いたカットのうちの一つがコレ。「芸人の鉄拳風に頼む!」と言われたので、基本そんなタッチです(笑)。(現在発売中のファミ通DS+Wii三月号に掲載されています)
続きを読む Intuos3マーカー
今日は予期せぬ休講だったため、チョボチョボと環境整備にいそしんでおりました。主にComicStudioのカスタマイズ。
ComicStudioは何もしなくても普通に漫画が仕上げられてしまう優れたソフトではありますが、それだけだとなかなか個性が出しづらい部分もあります。なので、個性を出すにはオリジナルのトーンを作ったりブラシを作ったりする必要がある。
僕は基本的にずぼらですので、画面の密度があまりありません。ただ、本当はもっと書き込みたい気持ちもあるんです。
そんな時に思い立ったのが「ブラシによってはその辺を補えるのではないか」ということ。ComicStudioのブラシはPhotoshopよりも優れた部分がありますので、この際ちょっと活用してみることにしました。
そんなこんなで今回作ってみたのが「近い草ブラシ」。様々な種類の草っぽい物を六種類描く。
で、、それらをランダムに表示させたり、筆圧によって大きさを変えたり、微妙に角度をずらしたりする設定にして…一応の完成。
それを活用して描いてみたのが下の画像になります。うわー、密度ありすぎ。でもコレはこれでアリかも?
ともあれ、色々と応用が利きそうですのでこれからも暇を見て補充していこうと思います。