十年近く前に、僕にとってとてもショックな出来事がありました。それをただ風化させてしまうのは惜しいと考えたため、この際漫画にしてみよう…と思い、現在暇な時間を見つけて執筆中です。
今年はマンガ家デビュー20周年の区切りの年ですし、過去を清算するなら今…という思いもあります。
ただ、時間的にも精神的にもこれがなかなかキツく、思うようには進みません。それでも冒頭だけちょっとネームが出来たため、せっかくなので先行公開しておこうと思います。(※かなり重たいので、暗い漫画が苦手な人はスルー推奨です)
十年近く前に、僕にとってとてもショックな出来事がありました。それをただ風化させてしまうのは惜しいと考えたため、この際漫画にしてみよう…と思い、現在暇な時間を見つけて執筆中です。
今年はマンガ家デビュー20周年の区切りの年ですし、過去を清算するなら今…という思いもあります。
ただ、時間的にも精神的にもこれがなかなかキツく、思うようには進みません。それでも冒頭だけちょっとネームが出来たため、せっかくなので先行公開しておこうと思います。(※かなり重たいので、暗い漫画が苦手な人はスルー推奨です)
拙著「大道魔術師少年ピエロ」が読める絶版マンガ図書館。現在こちらで僕の短編集を公開するための作業を進めています。
「少年ピエロ」のように単行本化されている作品であれば、それをスキャンしてそのまま公開すれば良いので比較的カンタンです。しかし短編の場合、わけが違います。作品が単行本化されていないため、どれをどのように収録するか…を考える必要があるのです。
例えば、原画からスキャンする場合、この原画にはタイトルロゴが入っていません。なので、簡素なフォントで漫画のタイトルを入れざるを得ない。しかしかといって雑誌からのスキャンだと、タイトルロゴ等と一緒にアオリ文句なども載ってきます。それがあった方がライブ感(?)が出て良い、と言う場合もあると思いますが、邪魔に思う人も多いでしょう。
と言うわけで現在、原画からのスキャンにするか印刷物からのスキャンにするかを悩み中です。場合によってはタイトルロゴだけこちらで新たにトレスして作り直し、それを原画に合成…とか言うことも考えられるかも。ただこの辺は、作業工程が複雑になりすぎるため実現可能かどうかはわかりません。
ともあれ、なるべく今年の早いうちに作品をまとめて、公開にこぎ着けたいところです。また、動きがありましたらこちらで報告させていただきます。
そろそろ情報が公開されているようなので、こちらでも採り上げてみます。間もなく僕が書いたCLIP STUDIO PAINTで漫画を描くための教則本「Clip StudioPaintマンガ制作テクニック」が発売になります!
この本「マンガ制作テクニック」とはなっているものの、前半32ページではしっかりカラーイラストの描き方にも触れており、カラーでもモノクロでも、一通り基礎的なことは学べる内容になっています。また、漫画に向いた「CLIP STUDIO PAINT EX」に関する機能も紹介していますが、その他の半分以上は「PRO」バージョンでも使用可能。ですので、PROしか持っていないという方にも役に立つと思います。
通常の教則本は、マニュアルを読めば書いてある機能をとりあえず羅列してみた…という物も多いのですが、この本はちょっと違います。漫画の作業工程に沿って、役に立つ機能をピックアップし紹介しています。また、例えば「ネーム」でも「全部手描きの鉛筆で仕上げる場合」や「セリフからネームを作る場合」、そして「最初にしっかりコマ割りをする場合」等々、様々なスタイルに対応した項目を設けています。どんな作家さんでも、これならおおむね大丈夫なはずです。
ネックはその高い値段(2400円オーバー!)なのですが、それでも、損はさせない内容に仕上げたつもりです。
発売になりましたらまた記事を書きますので、もう少々お待ちください。
書籍情報―Clip Studio Paint マンガ制作テクニック
間もなく発売!クリップスタジオペイントの教則本です。
ワコムのiPad用スタイラス、「INTUOS Creative Stylus」を購入しました。
これは通常のスタイラスと違い、Bluetoothで接続するタイプの物です。そのためiPadでありながら、2048段階という驚きの筆圧を検知することが可能です。(※第三世代のiPad以降に対応) 続きを読む wacom INTUOS Creative Stylus購入
ComicStudioの継続を希望するTweetまとめ #コミスタ継続希望
ここにまとめられている問題。要約すると「COMIC STUDIO(以下コミスタ)が今年の末日でサポート終了。しかし後継ソフトのCLIP STUDIO PAINT EX(以下クリスタ)はまだ機能が足りず仕事に使えない。だからコミスタのサポートを延長してもらおう!」的な呼びかけです。
ComicStudio 4.0のサポート、およびCLIP STUDIO PAINTのマンガ制作機能について
http://www.clip-studio.com/clip_site/mypage/newsdetail?publish=201303&f=2013031301
しかし13日にセルシスから公式に「2013年末に販売が終了するだけであり、サポートは続けるよ」という発表がありました。とりあえず一安心…ではありますが、これで全ての問題が解決したわけではありません。中には「クリスタはずっと使うつもりは無い。コミスタを開発続行しろ」という意見などもあるくらい。
そこで、長年デジタルでマンガを描き学校でも教えている僕としての見解をまとめておこうと思います。
2月9日は「漫画の日」。手塚治虫先生の命日にちなんで、まんだらけが制定したようです。
なお11月3日も「まんがの日」となっておりまして、こちらは日本漫画家協会などが制定したとのこと。
どちらかというと漫画家の間では2月9日の方が心なしか盛り上がっているように思います。今年も様々な作家さんが自分なりの「手塚キャラ」を描いておりました。
画像だけのリンクはこちら。
学研マンガでよくわかるシリーズ76「ポンプのひみつ」を描かせていただきました!
(※図書館専用書籍であり、一般書店での販売はありません)
「ポンプとは何か?」「どこで使われているか?」「歴史は?」……等々、詳しく解説されており、これを一冊読めばおおむねポンプのことがわかるようになっています。 僕はこの「マンガでよくわかるシリーズ」を何冊か担当させていただいていますが、毎回取材や作品の執筆を通して、それぞれの「ひみつ」に感心しっぱなしです。普段あまり触れる事の無い物に、マンガを描くことを通して触れる。そしてその漫画を子どもが読めば、きっと僕の感じた「すごいなぁ」とか「そうなんだ!」と言う気持ちが伝わることと信じています。
と言うわけで無事に発売になったようです!「こんどこそ!レイヤーの使い方が本当にわかる本」! アマゾンへのリンクはこちら!
透明ピクセルのロックやクリッピング、あるいはレイヤーマスクといった機能を使い、線画からはみ出さない状態で色を塗っていく方法を解説。
もちろん「よくわからない」という人が多い、「乗算」「スクリーン」「オーバーレイ」などの、レイヤー合成モードについても詳細に解説しています。
PhotoshopとSAI、それぞれのレイヤー機能についても解説。これにより、ソフトの特性がよくわかり、どのように使い分ければ良いかが見えてくるはずです。
さらに、様々なレイヤーの構成方法についても解説します。これにより今まで「レイヤーが異常に増える」という人も、劇的にレイヤーを減らすことが可能です。
その他に、様々な絵柄のメイキングも載っているため、自分がどのようにレイヤーを活用すれば良いかもよくわかるはずです。
と言うわけで、好評かどうかはわかりませんが、絶賛発売中!興味のある方はご購入よろしくお願いいたしますm(_ _)m!