MUSIC PRODUCTION SOFTWARE『KORG Gadget for Mac』

KORG Gadgetって?

また悪い癖が出て音楽系のソフトを衝動買いしてしまいました。KORGの『Gadget for Mac』です!
このGadget、2014年にiPad版が発売されるやいなや、その使い勝手の良さから大きな話題になりました。ドラム音源やベース音源、リード音源など様々な音源が独特のインターフェイスで搭載されており、その容貌はまるでそれぞれ単体で売られているハードウェアシンセのよう。名前の通り『ガジェット』好きの心をくすぐる作りになっていたのでした。
機能的にもかなり独特で『自分の決めた小節数を複数回ループさせた後に次のフレーズに移動』というのが基本。言葉だとわかりづらいですが、ちょっとでも触れてみればすぐにわかるはずです。いわゆる「EDM(エレクトロニックダンスミュージック)」にとても向いたアプリケーションになっています。
そして今年の3月24日に、そのGadgetのMac版が発売になったのです。

Mac版の特徴

Mac版の売りは何より、その豊富な音源数にあります。例えばiOS版の場合、基本で搭載されている音源数は18個。残りの13個の音源は、アプリ内購入として別に買わなければいけませんでした。
ところがMac版の場合、それらの追加音源も含めて最初から全て収録済み。現時点では Wavestationをガジェット化したMilpitasのみ収録されていませんが、それも次期アップデートで追加されるようです。正直コレは、かなりお得です。
さらにこれらの音源、AUやVSTなどのプラグインとしても収録されています。つまり、Gadget for Macを買うだけで他のDAWなどでも30個以上の音源が使用可能になる、ということ。もちろんKORG M1やARP ODYSSEiも使える。素晴らしい。

オススメ度は?

iOS版を持っていない人には文句なしにオススメだと思います。使い勝手はいいし音源も面白いし、使い倒しがいがあります。
逆に、すでにiOS版を持っていて、さらに追加の音源も全て購入しているようなハードユーザーにとっては、どうかはわかりません。正直iOS版の機能が良すぎるため、それだけで曲、作れちゃうんですよ。なので、そんな人がMac版を買ってもあまり意味は無いかも知れません。
ただ、iCloudを使い、iOS版とMac版とで曲を同期させたりも出来るため「いつでもどこでも作曲したい」という場合は両方持っていても良いかも。
ちなみに僕はiOS版も持っていて、全部ではないにせよほとんどのガジェットを追加購入しています。なので、本当はMac版は無くても良いかな、と思っていたのです。…が。なぜ買ったのかと言いますと。

4月末日までセール中だから


というのが一番大きな理由です。…まんまとしてやられてます。

というわけで、現在セール中のKORG Gadget for Mac。気になる方は是非どうぞ!

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ABOUT US
おぎのひとし
マンガ家のおぎのひとしです。大学で学生にマンガの描き方を教えながら、自身もマンガやイラスト執筆の仕事を続けています。 2020年3月現在、学習系のマンガやイラストの執筆や自閉症の息子と娘の育児等、日々忙しく過ごしております。