『iPad pro12.9(2017)』購入!

小さなiPadと大きなiPad

先日、CLIP STUDIO PAINT iPad版が公開されました。僕も手持ちのiPad Pro9.7(2016)に入れて使っていたのですが……やはりそれは「外出時の臨時作業に最適」と言ったものでした。
1キロに満たない重さでCLIP STUDIO PAINTのフル機能が使えるわけですからそれはそれで素晴らしいのですが、さすがに「それ一つで全て可能」と言うわけではありませんでした。

ただ、これが12.9インチのiPad Proだったらどうか。もしかするとこれ一台でどうにかなってしまうのでは無いだろうか。そういう考えが浮かんできました。
我が家には僕の仕事部屋があるわけですが、最近はここに息子が乱入してくる。パソコンに入れてあるMinecraftなどのゲームをやりたい様子。閉め出しても良いのですがMinecraftも頭の体操的には良いゲームなのでやらせてあげたい。しかも息子がプレイしているのはmod入れまくりのPC版のMinecraft Java Edition。PE版では不可能な事も多数やっている。しかし息子が部屋にいる状態だと仕事に集中出来ないため僕が別の部屋に移動する必要がある。ところが、別の部屋に移動するにしても、作業中のパソコンは当然仕事部屋の中……。現在の僕には「家の中で持ち歩けるそこそこハイスペックなお絵かきマシン」がどうしても必要だったのです。

パソコン風にセットアップ

ちなみに僕が普段使っているパソコンに繋げている液晶タブレットはCintiq Companion2。13インチ前後の液晶サイズです。それに対して12.9インチのiPad Proは、多少小さくはある物の作業的には十分な大きさに思えました。
ちょうど100ページ単位のマンガ仕事が進行中と言う事もあったため、タイミング的にはちょうど良い。そんなわけで今回、12.9インチのiPad Pro購入に至った次第です。

あくまで家庭内での使用を想定していたため、同時にBluetoothのキーボードも購入。LogicoolのK380。これであれば机の上でパソコン同様に使えます。
ペアリングはあっという間に終了。さらにiPad版のCLIP STUDIO PAINTはパソコン版とほぼ同様のショートカットを受け付けるため、違和感無く作業に入る事が出来ました。一瞬自分がiPadを使っている事を忘れるくらい!

細部の使用感

ファイルのやりとりはiTunes経由で行ったりドロップボックス等を経由する方法もあるのですが、今回はあえてCLIP STUDIOの作品ファイル共有機能を使う事にしました。毎回「個人のクラウドデータ(作品)の同期」を選ばないと不安だったり何だったり多少の手間はありますが、それでもほとんど問題なく同期は可能でした。(パソコンの方はCLIP STUDIOを再起動すれば即座に同期されるためその方法をとっています)

素材も同期し、おおむね今まで使っていたパソコンと同様の環境が構築出来ました。ただ、まだ「iPad Proならではのワークスペース」というのが構築出来ていないので、そこら辺はこれからの課題です。

他の製品との比較

ワコムのCintiq Companion2やMobile Studio Proも同様に「家庭内で持ち運べるそこそこ良いスペックの液晶タブレット」というコンセプトのマシンですが、手持ちのCintiq Companion2はとにかくファンの音がうるさい。特にパソコンと繋がない単体使用の場合、ファンは余計に回りまくります。電源ケーブルも軽くはなく、気軽に家庭内を歩き回るのには辛い。さらに先日は故障しましたが、それは頻繁に持ち歩いたのが原因の一つのようでした。……結果、そのあたりがストレスとなり、モバイル用途としてはほとんど使わなくなっていました。
それに比べてiPad Proの静音性はすばらしいです。重さに関しても、外出時に携帯するには勇気のいる重さですが、家庭内を持ち運ぶには十分軽い。しかも動作速度はそんじょそこらのノートパソコンよりも速いくらいなのです。また、Apple Pencilの性能も高い上に本体のガラスの薄さも相まって描き味は最高。これはホントにオススメですよ。
二つを上下に並べてみました。上がCintiq Companion2で、下がiPad Proです。横幅は圧倒的にCintiq Companionの方が長いですが、縦の幅はiPad Proの方が長いです。縦位置の原稿を描く場合、むしろiPad Proの方が有利かも知れません。少なくとも僕は「Cintiq Companion2より画面が狭い」とは感じませんでした。

そんなこんなで現時点では大満足。しばらくはメインの仕事マシンとして使い続けていこうと思います。

iPad Proは、Appleの最も先進的なRetinaディスプレイ、パワフルなA10X Fusionチップ、iPadのためにカスタマイズされたiOSの機能を搭載。新しく10.5インチモデルも加わりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

マンガ家のおぎのひとしです。大学で学生にマンガの描き方を教えながら、自身もマンガやイラスト執筆の仕事を続けています。 2018年6月現在、学習系のマンガやイラストの執筆や2016年6月に生まれた娘の世話などしつつ、日々忙しく過ごしております。