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トイレトレーニング2

言葉よりは行動

トイレトレーニング1からの続きです。

前回も書きましたが、自閉の子はとにかくコミュニケーションが苦手です。言葉自体話せたり話せなかったりしますし、話せたとしても「会話」することが難しい。そのため、言葉だけに頼っていた「トイレトレーニング1」の作戦は失敗に終わりました。

そんな時、一般的には「視覚に訴える」事が有効で、イラストや写真を使ったりします。ただトイレトレーニングの場合、仮に「トイレ」のイラストを見せたところで本人は何のこっちゃかわかりません。結局そのまま、お漏らしするだけでした。

そして色々考えた結果、「おしっこはトイレ」というのを行動で刷り込んでいこう、という結論に達しました。必要なのは成功体験。とにかく無理矢理「正しいトイレの仕方」を叩き込んでいこう、と。

定期的に連れて行く。そして成功したら褒める……と言うのを繰り返すうち、ようやく本人もなんとなく「おしっこはトイレでするんだな」というのがわかってきたようです。「オシッコはどこでするんだっけ?」の質問にもちゃんと「トイレ!」と答えられるようになりました。

そしてとうとう自分から「おしっこでる」と教えてくれるようにもなったわけですが……漫画にもあるようにこの話にはまだ続きがあるのです。もうね。そう簡単にはいかないのです。

……と言うわけで、続きはまた後日!