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おんがくにあわせる

場の空気が読めない?

自閉傾向にある人たちは、場の空気を読むのが苦手です。静かな場所で大声を出したり、男子用立ち便器では平気でおしりを出しておしっこをしたりします。

では全く周りのことがわからないか…と問われればけしてそうでも無く、上記のように「楽しい音楽」と「悲しい音楽」の雰囲気を察して、表情を変えることは出来たりもします。

それにこれ、実はホントに悲しんでいるわけでは無く、あくまで「顔芸」の一種なんですよ。その証拠にわざと悲しげな顔をしてこちらに近づき、こちらのリアクションを伺います。本人も楽しんでいるんですね。

自閉傾向の広汎性発達障害であるところのあっくんは、確かに色々な面で「閉じている」わけですが、それでも「人と楽しみを分かち合いたい」という気持ちは持ち合わせているようです。